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SDGsスタディプログラム in 対馬 2023

ブルーオーシャンSDGsスタディープログラム 対馬ツアー開催レポート <サラヤエスビーエス主催>

セミナーの概要

開催日 実施日程:2023 年9 月7 日(木)~9 月9 日(土)
プログラム プラスックごみ問題の日本における最前線で、プラスチックに関する理解、プラスチックの再資源化などのサーキュレーターエコノミー、離島ならではの社会課題、対馬の歴史文化などを学ぶ第1回SDGsスタディープログラム対馬ツアーを開催しました。
参加者の全員が、そこで見たものは・・・。

今回の開催は、参加人数、台風の影響などの直前まで開催が危ぶまれましたが、無事に修了しました。
このツアーは単なる観光旅行ではなく、「SDGsスタディプログラム」というアクティビティに学びの要素を入れた新しいコンテンツになります。開催にあたっては、対馬での対象関係組織である対馬市役所、対馬CAPPA様、グリーンブルーツーリズム、対馬美津島漁協/丸徳水産、対馬観光物産協会他へのご支援を頂いたカリキュラム構成でした。


形式 アクティビティと学び
受講対象者 企業人対象

学ぶ、体験する、感動する、明日への意欲!

<初日>福岡空港から対馬空港へ

 

アクティビティと学び[対馬CAPPA様での学習]万関橋近くまでシーカヤックで!

上野代表による海洋プラスチックごみへの取組の説明をして頂きました。この後・・・参加者は初のシーカヤック体験!

浅茅湾は穏やかでしたが、この日は台風の影響で、風が強く、無人島上陸は断念しました。

対馬赤島海岸で、海ごみ問題の実際を見る 毎日毎日、押し寄せるごみ。韓国系、中国系、日本由来のごみがこの日も漂着していました。

#対馬クリーンセンター中部中継所での学習~対馬市市役所の関係者による説明

分別、色別破砕にて再資源化/再生樹脂ペレット

ここで多くの企業のプラスチックごみのリサイクルや再生化への取り組みを学習します。

#対馬交流センターでの振り返り学習&異業種交流会

初日の最後<参加者ワークショップ>

<2日目> 

#海遊記ツアー(海洋酸性化問題と磯焼けを見る)

美津島漁業協同組合/丸徳水産による海洋学習、対馬の海の環境問題を体験しながら探検するツアーに参加。現在の対馬の海の状況、イスズミ、バリ(アイゴ)が増え続けている事(海水温上昇等)で問題となっている「磯焼け」について説明頂いた。それをビジネスで解決している、「そう介プロジェクト」(大量繁殖したイシズミを加工してその擂り身をフライにしてメンチカツとして、メニューとして提供)、また、海の再生能力を活用して、海藻の再生にも力を入れて、危機的な漁業問題を解決されている姿には、感銘を受けました。

その後、SDGs食と言われるその食事を頂きました!とても美味いのです。

#対馬の歴史散策

#対馬の歴史、文化に触れるため、海彦山彦の神話で知られ、豊玉姫と山幸彦を祭る海宮を見学

専門のガイドさんにガイドして頂きました。

#対馬SDGs推進課のご担当の方も入れた最後のワークショップ

~生物多様性を守るための企業の取り組み、個人としての取り組みは?~

海の保全、海の環境を守るための議論、2日間体験を通しての振り返り及び纏めとして参加者にて活発な意見交換、提案が行われました。

<3日目>一般社団法人対馬観光物産協会西事務局長よりご解説を頂いた。~対馬の歴史・文化講話(西様の講話)対馬の芸能・文化を学ぶ~

3日間の行程でしたが、参加者の深い学びと明日からのSDGsへの取り組みが期待されるツアーでした。

 

烏帽子岳から見る対馬の全景(絶景です)

参加者の声

既存のツアーとは違い、地元の方との触れ合い・生の意見が聞けたことが良かった。

海洋ゴミの漂流した現場は、写真を見るより遥に衝撃的でした。

メリハリのあるプログラムで多くの学びを得ることができました。

地域のSDGsの取り組みを学べた。自社でも活用できそう。