SDGs教育旅行™|長崎県対馬市の概要
対馬は、九州北方の玄界灘に存在する人口3万人の島です。南北82キロメートルと細長く、海岸線の延長は915キロメートルに及んでいます。島全域が対馬市の1島1市体制で、日本の中では、朝鮮半島に最も近いという環境もあり、昔から、大陸文化(稲作、仏教、漢字など)と日本の交流窓口になっていました。
文禄・慶長の役で一時的に交流が中断してしまいましたが、その後も、日本と朝鮮の交流の架け橋であり続けました。ところが、その対馬も美しい海の一部が漂流プラスチックゴミで汚染されはじめています。本サステナブル・ツアーは、対馬の観光を堪能しながら、プラスチックゴミ問題、海洋酸性化問題を含めた地球環境問題を体感していただくと同時に、サラヤ株式会社で実践してきたSDGs社内展開システムのノウハウの習得、さらに、対馬でビジネスを展開している方々との交流、受講者同士で自社や個人が何ができるかなど、楽しく多くの“感動”と“気づき”の場を提供します。
セミナーの概要
開催日 | 2023年1月~異業種交流・随時開催 |
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プログラム | 【事前学習プログラム】 ・プラスチック「革命」2(日経BP社)を事前に読んで頂きます。 【SDGs座学(ワークショップ)】 ・対馬の歴史や自然資産・文化遺産を学ぶ ・SDGsの現状と課題、生物多様性取組み事例を学ぶ ~海洋酸性化対策事例&地域ビジネス創出事例紹介 ・ビジネス交流 【SDGs学習ツアー】 ・対馬クリーンセンター(対馬ゴミ処理施設見学) 1日の焼却処理能力60トンを誇り、対馬全島のゴミを一括処理している対馬クリーンセンターの視察 ・プラスチック漂流ゴミの状況視察日本一海外の漂流ゴミ量が多い対馬、赤島海岸の漂流ゴミを見学 【ツアー終了後】 ・SDGs旅行振り返り プラスチックゴミの再利用や新規ビジネスアイデアプランなどファシリテーターによるディスカッション ※上記を踏まえた2泊3日の観光旅行です。 |
本セミナーで得られる効果 | ★事前図書「プラスチック革命2」を贈呈します。 ★対馬での現地ならではのビジネス交流ができます。 ★SDGsインタープリター(*)が地元をご案内をします。 ★サラヤの事例を含む、企業の生物多様性や海洋酸性化の取組みを 知ることができます。 ★対馬の美味しい海の幸もお召し上がりいただきます。 |
形式 | ワークショップ |
受講対象者 | 自治体様、企業様、学校様募集! |
参加定員 | 10名 *修了者様には「修了証」を発行します。 |
参加費用 | 本セミナーはSDGs教育旅行として旅行パッケージ料金となります。 |
申込締め切り | 随時開催 |
備考 | ★お申込みの流れ お問合せ⇒プログラム・日時のご相談⇒お見積りのご提示⇒貴社内検討⇒開催 ★受講上の注意 ・本セミナーは団体受講のみとなります。なるべく所属部署が異なる方々の参加をお勧めします。 ・当日は、筆記用具持参、お気軽な服装でお越しください。 ・現地は、観光地でもあります。セミナー終了後はフリータイムです。ご自由に行動してください。 ・近くに医療施設がありませんので、健康状態に留意ください。 ・名刺をご持参ください。 ・研修会場および宿泊施設はWi-Fi環境は完備していないところもあります。 |
講師紹介

根本三千夫
ファシリテーター
サラヤエスビーエス株式会社
代表取締役社⾧
サラヤ株式会社は2017年、第1回ジャパンSDGsアワードの外務大臣表彰を受賞しました。SDGsの基本コンセプトである社会貢献しながら収益を上げる取り組みについて、サラヤ社内で培われた活動をもとに、具体的なシステムデザインのコンサルティングを行っているのが弊社です。

吉松道朗
ファシリテーター
サラヤエスビーエス株式会社
TQM推進室長
SDGsビジネスコンサルタント (SDGs推進機構) 事業承継アドバイザー (金融検定協会) 事業再生アドバイザー (金融検定協会)

木本周太朗
サラヤエスビーエス株式会社TQM監査室長
事業構想大学院大学 事業構想研究所 プロジェクト研究員

八木まゆみ
株式会社MYM代表取締役
接遇研修のインストラクターとして指導育成、面接官として採用業務に携わる。国際会議・フォーラムのコーディネーター及び司会進行等も手がける。国際コーチ連盟認定CTIコーチ資格取得。産業カウンセラー。
長崎県対馬市の観光スポット
対馬の歴史
対馬は、九州北方の玄界灘に存在する人口3万人の島です。南北82キロメートルと細長く、海岸線の延長は915キロメートルに及んでいます。島全域が対馬市の1島1市体制で、日本の中では、朝鮮半島に最も近いという環境もあり、昔から、大陸文化(稲作、仏教、漢字など)と日本の交流窓口になっていました。
文禄・慶長の役で一時的に交流が中断してしまいましたが、その後も、日本と朝鮮の交流の架け橋であり続けました。幕末時代には、ロシア軍艦が対馬を占領した事件がありましたが、明治19年に対馬を視察した明治の元勲たちが対馬の軍事的重要性を認識し、対馬要塞の整備に着手しました。
対馬は、日本の文化的、軍事的側面から見ると歴史の宝庫とも言えます。ところが、その対馬も美しい海の一部が漂流プラスチックゴミで汚染されはじめています。
本サステナブル・ツアーは、対馬の観光を堪能しながら、プラスチックゴミ問題、海洋酸性化問題を含めた地球環境問題を体感していただくと同時に、サラヤ株式会社で実践してきたSDGs社内展開システムのノウハウの習得、さらに、対馬でビジネスを展開している方々との交流、受講者同士で自社や個人が何ができるかなど、楽しく多くの“感動”と“気づき”の場を提供します。
対馬の和多都美神社
対馬の海幸山幸伝承と竜宮伝説に関する和多都美神社(ワタツミジンジャ)があります。神話時代に想いを馳せ、巨木が並び立つ遊歩道で森林浴が楽しめます。また恋愛成就で有名な井戸「玉ノ井」などがあります。
対馬の赤嶋海岸のゴミ問題
対馬の赤島海岸には豊かな自然きれいな海が広がっていますが、沿岸には国内外のゴミが多く漂着します。これまで様々な施策により、海洋ゴミをリサイクル、処分を行ってきましたが、未だ多くのゴミが漂流します。