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みずしま財団様との共催 SDGsスタディプログラム in 白石島(瀬戸内海) 

弊社SDGsスタディプログラムの開催エリアのひとつである瀬戸内海に浮かぶ白石島にて、企業で勤務されている方、学校の教員、など多彩のメンバーで「SDGsスタディプログラムin白石島」を、11月4日(土)-5日(日)に開催しました。

笠岡諸島では2番目に大きい白石島。お盆に開催される重要無形民俗文化財の「白石踊」は源平水島合戦の戦死者の霊を弔うために始まったと言われています。

 観光名所としては、鬼ヶ城と呼ばれる山の頂上近くにある「鎧岩」、鎧岩に続く高台には昭和45年に建立された白色に輝く「仏舎利塔」があり、タイのワットパクナム寺院から奉納された仏舎利(お釈迦様の骨)と1200年前の釈迦如来像が祭られているそうです。

 このセミナーでは、白石島の伝統文化や地元の漁業の歴史、海洋ごみの実態と海洋生態系を守る取り組み(海洋牧場での学習会や参加企業様が取り組んでおられる牡蠣殻を使った海洋生物を守る事業活動)などをみんなで学習しました。

*地元白石島に今でも残っている「漁業権やその漁獲量を取り決めている古文書」

*海洋プラスチックごみの収集と、ごみの細かい計測

*参加企業様の海洋生態系を守る取り組み事業の見学)牡蠣殻が海のゆりかごになっている!!

*豊かな自然を堪能する「白石島トレッキング」

*空海が37日間も修行したと伝えれれている「開龍寺」(真言宗)

空海は、唐より般若心経ほか膨大な密教の資料を持ち込みましたが、帰国途上でここに37日間立ち寄りました。大宇宙の恩恵を現実世界の赤で認識して生きる事を説く般若心経を全国に先駆けて持ち込んだとすると白石島はまさに、日本初SDGsの理念の発祥の地であると言えるかもしれません。

ワークショップでは、参加者全員のナレッジを結集して自然を守るための課題、海洋プラスチック問題に関する課題などを議論しました。

参加者が自社に課題を持ち帰り、今後のサスティナブルな社会、企業活動に勤しんで頂くことを願ってやみません。