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関西地区B中学校様 SDGsスタディプログラム探究学習 in 小豆島

小豆島は、わが国では19番目の島、人口は約2万5千人。

弥生時代から塩が生産され、御名代地や皇室、神社などの塩荘園として発展、瀬戸内海の要衝にあって、漁業、造船、廻船業も盛んでした。10世紀ごろからは、この島は海賊の拠点のひとつで、紀州熊野水軍や伊予村上水軍とも連携がありました。 

 江戸時代は、良質で知られた塩が生産過剰になると、醤油の産地に転換、素麺、石材などとともに、島の経済を支えてきた。当時からビジネスは盛んな土地柄です。

 1838年には島の西部が美作津山藩領となりましたが、明治になって香川県に所属、1878年に小豆郡を形成しています。

44を数えた村が次第に統合され、1957年に土庄町・内海町・池田町の3町になり、2006年には内海町・池田町が合併して小豆島町が発足し、現在は土庄町・小豆島町の2町から成ります。

また、二十四の瞳など映画の舞台にもなり、大正時代や昭和初期を彷彿させる街並みもあります。

今回、関西地区の中学校のSDGsスタディプログラム(探求学習)として、小豆島を訪れ、環境学習のアテンドをさせていただきました。

二十四の瞳村映画館での映画を通じたSDGsの取り組み、小豆島オリーブ公園での講義、コスモイン有機園での農業体験、中山千枚田の棚田の見学、など、社会課題、環境問題、地域課題をSDGsの観点で学習をいたしました。

小豆島から運んだ石垣がなんと大阪城の石垣になっている事実も知り、瀬戸内海が宝の海だったことを改めて実感。

最後は、余島での野外海洋学習

オリーブ産業や映画撮影・テレビCMの撮影舞台、を地域の主要産業がなぜ成立したか?

生徒さんの鋭い質問もありました。

これからの新しいビジネスを生んでくれる生徒さんの成長を期待できる探究学習でした。